WORKS施工例・料金例
2021.09.15
アルミ
調布市 アルミサッシ リペア 塗装補修
■アルミ水切りの凹み傷補修
ちょっとした凹み傷に見えるかも知れませんが、緩やかに意外と広範囲に凹んでいます。
そして実は凹んだ衝撃で周辺が若干波打っています。
パテを打つ前に、この波や歪みを整えるのがサッシ補修の難しいポイントの一つです。
波をハンマー等で軽く叩いて歪みを、なだらかにする方法や、サンダー等で波を削り平らにする方法等、状況や凹みの規模に応じて様々な方法があります。
この工程を経てようやくパテです。(数が多い場合は先にパテして削る時に波の凹凸を一緒に削って、っという段取りになる場合もありますのでやはり状況次第ではありますが。)
パテも奥が深いです・・・。
2液性、1液性、ポリエステルパテ、エポキシパテ、ラッカーパテ、シアノアクリレート系(アロンアルファー的なやつ)、等々
マニアックな人は自作したりもするほどです。
強度や耐久性、作業性、追従性、痩せ具合、硬化時間、等々、バランスを考えて何を使うか考えます。
どのパテを使うかは、職人さんの考え方でかなり違いがあります。
ここは非常に難しいデリケートな話になってくるのでここら辺にしておきます。考え方は人それぞれですから(笑)
塗装後 完成写真
ちなみに私は2液性のエポキシパテを使います。
理由はパテ痩せが少なく、強度も追従性もあり(物にもよりますが)、総合的に見て優秀だからです。
ただポリエステルパテに比べると、値段が高く、個人的にポリパテより削りずらいです。
他にも理由はありますが、長くなるので止めておきます。
下地が出来たら塗装を行います。
また別ブログで説明したいと思います。