WORKS施工例・料金例
2021.08.04
塗装
台東区 入谷 洗面台キャビネット 収納トレイ 割れ補修
■洗面台キャビネット 収納トレイ 割れ補修
押すとかなりパカパカして動く傷は、仕上げの塗装前にしっかりと下地作りをしないと、ちょっと押しただけで直ぐに割れてしまいます。
強度と柔軟性をある程度は、カバーできる下地を作らなくてなりません。
補修方法は複数あると思いますが、今回はポリエステル樹脂とガラスクロスを使ったFRPライニングで下地を作りました。
穴が大きいので、穴にグラスファイバーを詰めて固めるか、穴の上にガラスクロスを貼ってとりあえず穴を塞ぐかの二択で迷いましたが、今回は後者の穴の上にガラスクロスを貼る方法で施工致しました。
先ずガラスクロスを穴の上に敷きポリエステル樹脂を染み込ませ接着し、固めて行きます。
その後、固まったら、フラットになるようにポリエステルパテで成形し、ある程度フラットになったら、また広めにガラスクロスを敷きポリエステル樹脂で固めて行きます。
その後、削りとパテを繰り返し綺麗な下地を作って行きます。
出来た下地はかなり強度があります。
多少グイグイ押しても問題ありません。
下地が完成したらあとは塗装です。
二液性のウレタン塗料で薄く数回分けて塗装し完成です。
やはり下地がしっかりしていないと、どんなに優秀な塗料を使っても、割れたり、剥がれたり、見栄えが悪くなったりします。
なのでしっかりと下地に時間をかけるのです。